かわら版
お米の一年
4月
田植えで稲の成長スタート
- 最初は15cmほどの稲の苗(なえ)を手でうえます。エンピツを持つように苗を持ち、田んぼにさします。うえる稲は、1回で3~4本。それをたて、よこ40cmごとにうえます。
6月
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稲がすこしずつのびてきます
- 最初は15cmほどの稲の苗(なえ)を手でうえます。エンピツを持つように苗を持ち、田んぼにさします。うえる稲は、1回で3~4本。それをたて、よこ40cmごとにうえます。
6~7月
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稲がのびたらざっ草ものびてくる
- 農薬を使ってない田んぼには、さまざまな生きものや草が生えてきます。稲以外のざっ草があると稲が育ちにくくなるので、こまめにざっ草をぬかなくてはいけません。田んぼのざっ草とりはとても大変ですが、おいしい米づくりのために必要な仕事です。
7月
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白くてかわいいお米の花がさきました
- いよいよ米の稲穂(いなほ)が出てきて、そこから白い花がさきました。とてもちいさくてよく見ないと見つけにくいですが、きれいでかわいい花です。花がさいた後は少しずつ稲穂のつぶ(米)のなかみができてきます。
8月
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いよいよ稲穂が金色にかがやいてきました
- 最初は緑色だった稲穂も、中に米ができてくるとうすい茶色になってきます。田んぼを遠くから見ると、稲穂が金色のじゅうたんのように見えます。
9月
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さあ、稲刈りです。収穫です!
- 実をつけた稲穂をみんなで刈り取ります。刈り取った稲は束にしてヒモでしばり、「はざ」と言われる物干しざおのように立てた竹に、かけて干します。1週間ほど干して乾いた稲は、脱穀~籾すり~精米という作業をして、白米になります。
9~12月
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<脱穀(だっこく)>
<籾(もみ)すり>
<精米(せいまい)>
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干した稲を食べられるようにしよう
- 収穫して干した稲を食べられるようにするためには、次の3つの作業が必要です。今は機械でかんたんにできる作業ですが、自然の家では昔使われていた古い道具を使います。そして、米のしくみを学びながら、米を育てる大変さと大切さを体験します。
<脱穀(だっこく)>
まず稲に付いている米を取ります(脱穀)。「足ぶみ脱穀機」(写真左)では米をはじき飛ばします。取りのこった米は、「千歯(せんば)こき」(写真右)で、きれいに取ります。
<籾(もみ)すり>
脱穀で取った米は「籾(もみ)」と言ってかたいカラが付いてます。籾をすりばちに入れてボールでこする(写真左)とカラが取れて中から玄米(げんまい)が出てきます(籾すり)。そして昔の道具の「唐箕(とうみ)」(写真右)では、ハンドルを回して風をおこし、実のつまった重い玄米と、かるいカラを分けます。
<精米(せいまい)>
玄米にはヌカといううすいカラが付いています。ペットボトルに玄米を入れて木のぼうでつつくと(写真左)、ヌカが取れて白米になります(精米)。精米ができたら、さいごに「ふるい」でヌカと白米を分けます(写真右)。ヌカを取って白米になれば、米づくりは完成!